運転がしやすく維持費も安いということで、軽自動車の人気が高まってしばらく経ちます。
今では新車の販売台数のうち、約4割が軽自動車が占めるというぐらいですから、たくさんの人が車を買う際に軽自動車を選ぶのでしょう。
そこで、軽自動車を買ううえでのメリットとデメリットを見ていきたいと思います。
photo credit: RL GNZLZ Suzuki Jimny 1.3 JLX 2016 via photopin (license)
軽自動車を買うメリット
まず、軽自動車のメリットで最初に思いつくのが、車体が小さいので運転がしやすいところです。ガレージが小さくても軽々駐車できますし、住宅街の細い道路もすいすい走れます。
今の日本の道路事情を考えると、軽自動車が最適なのかもしれません。
また、排気量が少ないので低燃費の車も増えています。あとは、車の維持費が普通車よりかからないところもメリットになります。
自賠責保険料、任意保険、自動車取得税、自動車税、重量税、高速道路の通行料など、すべてが普通自動車より安いです。
特に車にこだわりがないならば、軽自動車を買う方が、普通車より経済的にははるかにメリットが多いです。
軽自動車を買うデメリット
一方で、軽自動車には普通車にないデメリットもいくつかあります。
まず、車体が小さいので、室内空間を確保するためにボディが薄くなっています。
ボディが薄いと衝突時に受けるダメージは大きく、トラックと衝突事故など起こそうものなら、ぺちゃんこにつぶれてしまうこともあります。
そのため、安全性に関しては、軽自動車は普通車より明らかに劣っています。
車体が小さいことに関しては、定員が4人と決まっているところもデメリットです。
普通車なら大人でも5人以上乗れる車種がありますが、軽自動車の場合、たとえ室内空間に余裕があっても、大人が5人乗ると道路交通法違反になります。
また、パワーがないこともデメリットでしょう。
軽自動車の排気量は660ccと決まっているので、1000cc以上の普通車と比べると、パワーの面でははるかに見劣りしてしまいます。
坂道をよく走るという人はターボモデルがおすすめですが、やはり排気量が大きい車と比較すると馬力が弱いので、もたついた感じがありますね。
日本で軽自動車の所有率は?
2016年7月に社団法人全国軽自動車協会連合会が発表した情報によると、2015年12月末までの時点で、100世帯当たりの軽自動車の普及台数は54.3台となりました。
前年が54.0台ですから、ここ1年でさらに普及が進んだことがわかります。
今後、少子化や核家族化はさらに進みます。それと同時に一人暮らしの世帯も増えていくますよね。
買い物や子どもの送り迎えに車を使う家庭の主婦には、普通車よりも実用性があり、経済的な軽自動車の方が人気がありますから、これからも軽自動車の普及はますます進んでいくことが予想されますね。
軽自動車のメリット・デメリットのまとめ
今さらながら、軽四のメリット・デメリットをご紹介しました。昔と比べると、最近の軽はデメリットだった車内の空間も頭上にゆとりをもたすことで克服しつつありますね。
衝突被害軽減ブレーキも装備であるなど、どんどん進化しています。
燃費もいいので、やはり家計のことを考えると軽四は使える自動車ってことには変わりないですね。
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